「転職エージェントは信用できない…」
「実際に担当してもらっている人の対応がいまいち…」
最近、せっかく転職活動をして新たな生活に向けて動いているのに、転職エージェントの対応に不満があり、やっぱり転職エージェントは信用できないと感じていることはないでしょうか?
このまま同じ状況が続くと、後々さらに大きな悪循環に陥ってしまう可能性があり、あなたの人生が無駄になってしまいます。
この記事では、
- 転職エージェントを活用する際の流れ(仕組み)について
- 信用できないハズレ担当者の特徴9つ
- 担当変更は可能?担当者が信用できない場合の対処法
- 転職エージェントを活用する際の本来抑えておくべきポイント
をご紹介していきます。
まず転職エージェントを活用する際の流れ(仕組み)を改めて考える
転職エージェントが信用できないと感じている場合、2パターンあると思います。
- まだ転職エージェントを使ったことがないけど、なんとなく信用できない
- 過去から現在にかけて転職エージェントを使ってみて、信用できない
というパターンがあると思います。
どちらにせよ、まず転職エージェントを活用した際の流れ、いわゆる仕組みを改めて考えることによって、どこの段階で信用できないと感じているのか?を明確にしたほうが良いです。
なので、改めて転職エージェントの仕組みを説明します。
転職エージェントの仕組みとは
転職エージェントの活用の流れ
まず転職エージェントの活用の流れに関して整理すると、
- 転職エージェントに登録する
- 転職エージェントから連絡が来て、面談日を設定する
- キャリアアドバイザーと面談
- キャリアアドバイザーから求人紹介
- 求めている条件に合った求人に応募する
- キャリアアドバイザーに相談しながら選考する
- 内定通知が出て、承諾の可否を決める
- 転職先が決まったら現職の退職などの入社準備
という流れになると思います。
おそらく「転職エージェントが信用できない!」となるのは、
「③キャリアアドバイザーとの面談」以降だと思います。
転職エージェント側には都合がある
まず転職エージェントは無料で活用するこができます。
では転職エージェントはなぜ無料で転職支援をしてくれるのか?
それは、内定を承諾した企業側から、採用支援費用としてお金をもらっています。
だいたい年収の30〜35%くらいが相場と言われています。
つまり、転職エージェント側は、転職エージェントを活用しているアナタが転職成功したときに初めて収益が発生するビジネスモデルになっています。
このモデルを考えると、転職エージェント側の都合が見えてきます。
- より多くの転職成功社数を増やしたい(収益を上げたい)
- 多くの求職者の対応をしている
- 求職者の希望も重要だが、求人企業側の要望も重要になる
- 紹介できる求人は転職エージェント会社によって違うので、必ずしも条件に一致する求人を紹介できるとは限らない
このような転職エージェント側の都合もあります。
もちろん求職者側にすごく寄り添ってくれる転職エージェント担当者もいますが、そうじゃない場合もあります。
その狭間で、転職エージェントに「信用できない!」と感じるような対応をされて、口コミなどが広まっているパターンも多いです。
信用できないハズレ担当者の特徴9つ
だいたい転職エージェントが信用できないと感じる場合、ほとんどの場合がハズレ担当者がついたときです。
転職エージェントに関しては、当たりハズレがあります。担当者によって対応が本当に違います。
では、いわゆるハズレ担当者はどういう特徴を持っているのか?を紹介していきます。
- 希望と全く違う求人ばかりを紹介してくる
- ぜんぜん連絡が取れない
- 自分(会社)都合で、応募や内定承諾を急かしてくる
- 応募する気がない求人も勝手に応募しようとする
- 対応が電話のみ
- 紹介文のクオリティが低い
- 言っていることが都度違う(矛盾している)
- 実際に求人企業に面接に行ったら紹介された求人情報と違う
- 新人などで経験が浅く対応がぎこちない
大体このような特徴に2〜4以上当てはまるのであれば、注意が必要です。
なぜなら、その転職エージェントの担当者はハズレの可能性があるからです。
概要だけハズレ担当者の特徴を9つ紹介しましたが、もう少し詳しく説明していきます。
1.希望と全く違う求人ばかりを紹介してくる
ハズレ担当者の場合は、ちゃんと希望を汲み取ってくれずに、全く条件が違う求人を紹介してくる可能性があります。
もちろん、転職エージェントを使えば必ず希望の求人に出会えるか?というのは、正直あなたの経歴やスキル次第というのもあります。
ですが、希望と全く違う求人ばかり紹介してくるのはハズレ担当者の特徴です。
2.ぜんぜん連絡が取れない
連絡がスムーズに取れない担当者はハズレの可能性が高いです。なぜなら、企業側への連絡なども遅い可能性があるからです。
転職エージェントは求職者と求人企業の仲介業者です。その仲介者である担当の連絡が遅い場合は転職成功の確率も下がってしまいます。
そして何より仕事ができない人の特徴でもあります。なので、ぜんぜん連絡が取れない場合はハズレ担当者です。
3.自分(会社)都合で、応募や内定承諾を急かしてくる
応募や内定承諾を急かしてくる担当者はハズレの可能性があります。
なぜなら、自分(会社)都合だからです。
もちろん転職エージェント側の都合はあくまで収益を上げることではありますが、転職活動している側も今後の人生が関わってくる大切なタイミングです。
そこを理解していない転職エージェントの担当者はハズレと言えます。
4.応募する気がない求人も勝手に応募しようとする
これも、上記で説明した自分都合という特徴に似ていますが、応募する気がないのに強引に進めてきた求人に勝手に応募しようとする転職エージェント担当者は論外です。
勝手に応募しようとしている時点で、ありえないので、そんな対応をされたらすぐに対策をしましょう。
5.対応が電話のみ
少し逆説的になりますが、良い転職エージェントの担当者は、コミュニケーションが丁寧かつ真摯に向き合ってくれます。
一方で外れ担当者の場合は、電話だけで薄いコミュニケーションしか取ってくれないことが多いです。
6.紹介文のクオリティが低い
転職エージェントは求人企業に対して、キャリアアドバイザーの担当との面談をもとに、求人企業との面接前に紹介文を作成して送っています。
その紹介文のクオリティが低いと最初から応募した求人企業側の印象が悪くなってしまいます。
なので紹介文のクオリティが低い担当者はハズレです。
7.言っていることが都度違う(矛盾している)
ハズレ担当者というよりは、信用できない人には多くに当てはまる特徴だと思います。
それは、「言っていることが都度違う(矛盾している)」ということです。
その場しのぎの対応をする人は信用できないのは当たり前です。
8.実際に求人企業に面接に行ったら紹介された求人情報と違う
一度キャリアアドバイザーとの面談で紹介してもらった求人の内容に納得したものの、実際に企業の面接に行ったら、求人条件が違うという場合は、あきらかに転職エージェント側に問題があります。
求職者にとっても、企業側にとっても、わざわざスケジュールを調整したのに関わらず無駄な時間になる可能性があります。
なので、このような対応をする転職エージェントの担当者はハズレです。
9.新人などで経験が浅く対応がぎこちない
どうしても新人の担当者だと、やはり経験が浅いので、対応がぎこちないことが多いです。対応が後手後手になっていて、転職活動がスムーズに行かない可能性が高いです。
求職者側としたら、新人などというのは関係なく、プロの転職エージェントとして接しているので、そこに不信感を感じて信用できないと感じると思います。
何度もお伝えしますが、転職エージェントは当たりハズレがあります。
もしハズレ担当者になってしまった場合の対処方法はあるのか気になる人も多いと思います。
大丈夫です、その点についてはちゃんと紹介します。
担当変更は可能?担当者が信用できない場合の対処法
もし前述で紹介したような特徴の転職エージェント担当者になってしまったときは、大変不安だと思います。
その時の対処法についてご紹介していきます。
対策1.現在の利用中の転職エージェントの担当者変更をしてもらう
まず、気になるのは、そもそも担当者の変更ができるのか?だと思います。
結論からいうと、可能ではあります。
現在の担当者に「担当を変えてほしい」と直接言うのは気まずいので嫌だと思います。
そんな場合は、各転職エージェントのサイトなどから担当者変更フォームなどがあります。
実際にいくつか具体的な担当者変更フォームに関して紹介します。
担当者変更フォーム | |
---|---|
パソナキャリア |
登録完了時に来たメールに返信し、変更希望メール |
doda | 担当キャリアアドバイザー変更のお申し込み |
リクルートエージェント | 問い合わせフォーム ※必ず変更希望の理由を明記 |
マイナビエージェント | ヘルプ・お問い合わせ |
ビズリーチ | お問い合わせ |
JACリクルートメント | 電話またはメール |
Geekly | 電話またはメール |
ポイントは、担当者変更の理由を明確に記載することです。
担当者変更フォームがあるといえど、やっぱり同じ会社に務めている人なら信用できないと感じるのであれば、違う対策を取る必要があります。
では違う対処法について紹介します。
対策2.違う他の転職エージェントに登録する
過去から現在にかけて、すでに信用できない転職エージェントに出会ってしまった場合は、他の転職エージェントに登録したほうが良いです。
そうすれば、気まずい担当者変更の連絡などをしなくても済みます。
もちろん再度登録フォームに入力するのが面倒だと感じるかもしれませんが、それより考えるべきは、ご自身の転職成功の確率を上げることだと思います。
どんなに面倒だと感じても3分くらいで入力が完了するものばかりなので、信用できない転職エージェント問題を解決するには手っ取り早いのでおすすめです。
また、他の転職エージェントを活用する際にもポイントがあります。
というより、これは転職活動をする際のポイントでもあります!
当たりハズレがあるので、転職エージェントは複数登録がポイント
転職エージェントを選択する時のポイント
失敗しない転職活動を実現するために、転職エージェントを利用する際は、以下のポイントを守りましょう。
転職エージェントを3社以上利用する
上記のポイントさえ気にしていれば、OKです。

実際に、最大手のリクルートによる調査でも、転職エージェントを複数利用している求職者の方が、転職活動の成功率が高いことが実証されています。
※下記参照
転職決定者の平均転職エージェント利用社数は4.2社です。
出典:リクナビNEXT「転職エージェントを使った転職ガイド」
転職エージェントの3社以上登録することによるメリットは以下です。
- 希望の求人に出会える確率UP
- 担当と相性が合わなくても安心
1社の転職エージェントから紹介してもらえる求人案件は3社前後です。
幅広く求人を検討するためにも、3社以上に登録することをおすすめします。
たとえば、大手の転職エージェントだけを利用すると、あなたの希望する業界で「目立たない優良求人」に出会えない可能性があります。
また、希望している条件に合致した求人なのに、年齢やこれまでの経歴から応募できないケースもよくあるのです。
逆に、業界特化型の転職エージェントだけを利用すると、特定領域の求人ばかりを紹介され、自身の可能性を限定してしまうことに繋がってしまうのです。
そのため、3社以上の転職エージェントに登録することで、幅広く自身の可能性を模索しましょう。
オススメの転職エージェント
転職エージェントに登録をする際のポイントは、
迷ったら登録してみる
です。
多くの人は「登録しようかな」と考えても、結局先延ばしにしてしまいます。
朝の通勤途中にやろう…
休憩時間にやろう…
寝る前にやろう…
そう思ってしまっていたら、現状を変えることはできません。
心理学者のピアーズ・スティール教授の調査では、95%の人が「自分に甘く、仕事や作業で先延ばしをしてしまう」ことが明らかになっています。
ほとんどの人は考えただけで行動に移しません。
現状を少しでもポジティブにしたい場合、多少の不安があってもすぐに行動するのがポイントです。
以下では、転職賢者が本気でおすすめしている、絶対に登録すべき転職エージェントについてご紹介します。
前述の通り、転職エージェントは3社以上を利用して、幅広く業種・業界を検討しましょう。
◆転職エージェントの利用が不安な方へ◆
決して、自分をよく見せようとする必要はありません。
自分をよく見せようとすると、かえって転職活動の失敗を招きかねません。
最初に登録した情報でいきなり求人を紹介されることはありませんし、職務経歴書はキャリアアドバイザーに相談しながら、一緒に作成すればいいのです。
土・日でも利用可能ですよ!
まずは登録して、転職エージェントの指示を待ちましょう!
※登録の際、在職中の方は備考欄に
「●時以降なら電話対応」
と記載しておけば、仕事中に連絡が来て現職にバレることはありません
ご紹介する転職エージェントは、
現職(前職)での雇用形態に関わらず、登録が可能です。
いずれも3分程度で登録が完了します。

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