「仕事は好きだけど、上司とは顔を合わせたくない」
「上司の嫌がらせに我慢の限界がきている」
組織で働く上では絶対に切り離せないのが「人間関係」。
職場に嫌いな人がいると、嫌でもストレスがたまります。
ましてや、その嫌いな相手が上司だと、仕事に行きたくなくなることもあるでしょう。
ストレスを受けながらの仕事の生産性は下がり、限界まで我慢すると、心身が崩壊する危険性があります。
この記事では、嫌いな上司への適切な対処法を具体的にご紹介します。
また、上司が嫌いで会社を辞めたい時の適切な転職方法についてもご紹介していきます。

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「上司も同僚も嫌い!もうストレス限界!」職場の人間関係に悩む人は多い
嫌いな上司に悩む人は少なくありません。
仕事をする上では、上司や同僚、お客様などの様々な関係者とのコミュニケーションが不可欠です。
しかし、いくら嫌いでストレスが溜まったとしても、部下が上司を選ぶことはできません。
人材大手マイナビの調査によると、働く20~30代の社会人に「職場に嫌いな上司がいますか(いましたか)?」という質問をしたところ、
- いる:73.5%
- いない:26.5%
実に7割以上もの方が、嫌いな上司がいる(いた)と回答しています。
仕事をする上で、嫌いな上司ができてしまうのは、ある意味で避けられないことなのかもしれません。
「上司のことが嫌いすぎる!だから会社行きたくない!」
と考えているのはあなただけではないので、安心してください。

職場の人間関係に悩まされ、退職している人はたくさんいる
実際に、嫌いな上司や同僚などの人間関係に悩まされ、退職している方はたくさんいます。
厚生労働省が発表した『平成28年度 雇用動向調査データ』によると、
前職を辞めた理由として、「職場の人間関係が好ましくなかった」男女共に上位にランクインしています。
特に、女性の多くが「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由で退職/転職していることがわかります。
妊娠・出産などの特別なライフイベントがある女性にとって、日本は生きづらい国かもしれません。
男性の管理職が多い日本社会ではセクハラ・パワハラ・モラハラなどの嫌がらせを受ける対象になりやすく、ストレスが溜まってしまい限界を迎える方も多いようです。
嫌いすぎる上司(嫌われる上司)の特徴
どのような上司が嫌われる傾向にあるのでしょうか?
職種や業界、働き方によって様々な理由がありますが、多くの嫌われる上司には以下のような特徴・傾向が見られます。

- 自己中心的
- 怒鳴る・暴言を吐く
- 理不尽なことばかり言ってくる
- 口だけで、自分は何もしない
- 自分のミスを部下になすりつける
- 公私混同している
- プライベートの誘いがしつこい
嫌いすぎる上司の特徴①:自己中心的
自己中心的で周りの意見を全く聞き入れないタイプの上司は、かなり嫌われるでしょう。
部下が提案したやり方の方が効率がいいのに、それを認めず自分のやり方だけを押し付けて来る上司には我慢をしていていもストレスが溜まるものです。
自分の考えが一番正しいと思って、自己中心的なマネジメントを行う上司を部下は嫌います。
周りの意見を取り入れて柔軟に対応してくれる上司が好かれるでしょう。
嫌いすぎる上司の特徴②:怒鳴る・暴言を吐く
何か仕事で失敗してしまったとき、上司から怒られて指導が入るのはごく普通です。
しかし、中には上司自身のストレス発散なのか、「バカ」「クズ」「使えない」などの暴言を吐いてくる上司もいます。
仕事で失敗してしまったことは反省しなければなりませんが、ひどい暴言を吐かれる筋合いはありません。
言われて嬉しい人はいないでしょう。
嫌いすぎる上司の特徴③:理不尽なことばかり言ってくる
社会に出ると、理不尽なことばかりなのは確かです。
しかし、理不尽なことで説教されるのはやはり納得いきませんし、それを横行する上司を部下は嫌いになるでしょう。
話に筋が通っており、何が悪かったのかがはっきりした上で怒られると反省ができますが、理不尽なことで説教されるとただの怒られ損になるだけです。
嫌いすぎる上司の特徴④:口だけで、自分は何もしない
いわゆる「椅子にふんぞり返っているだけ」の上司です。
自分はほとんど手を動かさずに、ただ指示をしてくるだけのタイプです。
仕事はすべて部下に押し付けて、手柄だけ自分のものにしようとしますので、部下からは忌み嫌われるでしょう。
部下は仕事ができる上司を尊敬するものなのです。
嫌いすぎる上司の特徴⑤:自分のミスを部下になすりつける
上司も人間ですから、当然ミスをすることはあります。
しかし、それを部下のせいにするのはひどいですよね。
残念ながら、現代の社会では頻繁に起こっている事態でもあります。
相手を威嚇するように怒鳴りつけるのは、一種のパワハラ行為です。
嫌いすぎる上司の特徴⑥:公私混同してる
上司という立場に限らず、先輩などから「合コンのセッティングをお願いされる」というケースは後を絶ちません。
会社の先輩から頼まれるとなかなか「ノー」と言いにくい反面、実際に合コンをして何かゴタゴタあった場合は、さらに面倒。
また、合コンを依頼してくる上司が既婚者だったりすることも。
その場合は仕事と切り離して考え、我慢ストレスの限界が来る前にはっきり断ってしまうとよいでしょう。
嫌いすぎる上司の特徴⑦:プライベートの誘いがしつこい
休日や業務終了後に飲みに行くことを強要されたり、ゴルフに付き合わされることもよくあるケースの一つです。
中には、部下を無料のホステスと勘違いしているような上司もいます。
部下にだってプライベートがあるし、業務時間外に上司と時間を過ごしたくない人もいるでしょう。
中には「上司から誘われているのに、支払いを割り勘にされる」というひどいケースもあるようです。
このような上司は、誘いを断ると「これは業務の一環」だと上司の権力を振りかざしてくるかもしれず、部下の立場からはなかなか断りづらい状況があるでしょう。
相手の立場に立って物事を考えられない人が上司になると、ストレス地獄の悲劇です。

嫌いすぎる上司の対処法|ストレスの限界を迎える前に
嫌いすぎる上司がいるからといって、黙っているだけでは、ストレスであなたの心身がすり減っていきます。
嫌いすぎる上司がいる場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
上司が嫌いなことは変わらなくとも、うまい付き合い方がわかれば、日々のストレスは大きく軽減できるはずです。
無理をして限界まで我慢する必要は全くありません。

- 人事に相談する
- 圧倒的な成果を出す
- 休職を申請する/長期休暇を取得する
- 上司との雑談を一切排除する
- 退職/転職する
嫌いすぎる上司の対処法①:人事に相談する
人事部は、社内の人間関係においてはプロフェッショナルであり、責任がある部署です。
相談窓口がある企業も増えています。
本当に困ったときは最後の砦として相談してみるとよいでしょう。
限界まで一人で悩み、潰れてしまわないよう注意しましょう。
しかし、社内の他の人間に事実が知れ渡ることは、確実に事は大きくすることを意味するので、それだけは理解した上で行動する必要があります。
嫌いすぎる上司の対処法②:圧倒的な成果を出す
仕事についてあれこれ言ってくる上司の攻略は意外と簡単。
何も言えなくなるほど成果を出せばばよいのです。
そして、嫌いすぎる上司の存在をポジティブに捉えると、意外にも自分の成長を促してくれる貴重な存在だったりします。
相手が何も言わなくなってきたら、そのときこそ、自分をほめてあげましょう。
嫌いすぎる上司の対処法③:休職を申請する/長期休暇を取得する
部下に嫌がらせをする上司は、自分でも認識がある場合がほとんどです。
そのため、相手が急に体調不良などで長い休みを取ると、自分のせいかもしれない、いじめているのが会社にバレるかもしれない、と不安になってしまうのです。
ストレスの限界がくる前に休暇を取ることは、あなた自身を救う行為でもあります。
嫌いすぎる上司の対処法④:上司との雑談を一切排除する
仕事さえきちんとこなせていれば、嫌いな上司と無駄に話す必要はありません。
好かれてないからといって、こちらから媚びるなんてもっての他です。
いじめっ子は、媚びてくる相手を余計いじめたくなるものなのです。
無理せず、嫌いな上司とは仕事以外できっちり距離を置くのが正解です。
ストレスを溜めないためにも、仕事に必要な最低限のコミュニケーションで乗り切りましょう。
嫌いすぎる上司の対処法⑤:退職/転職する
嫌いすぎる上司のために、わざわざあなたが労力を割くのは無駄です。
あなたが上司に気を遣うために考えたり、行動しようとすると、かかる時間や手間は際限がありません。
その無駄な時間を、新たな挑戦をするための時間(転職活動)に投資することで、現職よりも仕事が楽しく、待遇が良い環境を見つけることができます。
上司のストレスのはけ口に利用され、限界まであなたが我慢する必要はありません。

少なくとも、ここでの退職/転職は「逃げ」ではなく、人生・生活を充実させるための戦略的な手段です。
転職活動は転職のプロである転職エージェントに相談をすることで、失敗しない転職活動を実現することが可能です。
嫌いすぎる上司がいることのデメリットは大きい|限界まで我慢しないで!
嫌いすぎる上司がそばにいると仕事においてはマイナス要素が多く発生します。
割り切って済む場合もあれば、それだけでは済まない場合もあるでしょう。
嫌いすぎる上司の存在を我慢して仕事をすることには、多くのデメリットがあります。

- 仕事の効率が下がる
- 仕事のモチベーションが下がる
- 成果が出にくい
- 評価がされにくい
- 仕事が楽しくなくなる
- ストレスが溜まり精神的に悪影響
上記のように、ネガティブな要素が次々に出てきてしまいます。
頑張っても成果が出にくく、評価もされづらい仕事を続けることは非常に大きなストレスであり、様々な面で支障を与えるでしょう。
ストレスを限界まで我慢することは日常生活にも悪影響
それでも嫌いすぎる上司の存在を我慢して働いたとします。
この場合、特にお金を稼ぐために仕事をしている方は、
「嫌いな上司にストレスを感じる」→「休日も楽しくなくなる」→「ストレス解消のために散財する」
のような悪循環に落ちいてしまう可能性があります。
そのため、ストレスを限界まで我慢して働くことは、
「嫌いな上司に対するストレスを発散するために働く」
ことに近い状態になってしまう場合があるため、思っているよりも危険な状態だということを認識してください。
「上司が嫌いすぎて会社を辞めたい」時の適切な転職方法
「上司は嫌いすぎるけど、仕事は好き」
という方もいらっしゃいます。
限界まで我慢をしてでも現職に留まりたい方は、前述の対処方法で最大限会社に残る努力をしてください。

ただ、世の中には非常に多くの会社・組織があります。
もし、あなたが職場に留まる理由が
「仕事(内容)が好きだから」
であれば、無理に現職に留まる必要はありません。
あなたのやっている仕事は99.9%他の会社でもできるはずです。
また、
「給料や福利厚生が良いから」
として現職に留まりたい場合も、いくつかのポイントを押さえることで、高確率で現職よりも好条件の環境を見つけることができます。
嫌いな上司の存在は、部下のあなたにとって「コントロールが効かない存在」であることが大半です。
嫌いな上司が異動する、あるいは退職するという「不確定な未来」を待ち続けるのはおすすめしません。
それより、あなたが今より良い環境に身を置くために行動する方が、よほど効果的・効率的です。
心と身体を限界に追い詰めてまで、現職に残る必要があるかどうか自身で考えれば、すぐに答えは出るはずです。
(注)下記の記事では、余裕を持った転職活動をするために、退職する前にすべきことを解説しています。
以下では、満足のいく転職活動を成功させるための方法を解説していきます。
実は、転職活動はメリットだらけ
転職活動は、実は「転職を考えていない方にも」メリットのある活動なんです。
その理由は、
- 自分の市場価値が把握できる
- 今後のキャリアが明確になる
- 業界のトレンドに詳しくなる
- (転職を検討していなくても、)好条件の求人が見つかればそのまま転職できる
上記のようなメリットがあるためです。
自己分析の手段として、転職活動を行う方が非常に多くなってきています。
もし、現職よりも好条件の企業が見つかれば、そのまま転職してしまうのもアリですね。
満足のいく転職活動を実施するために、「転職エージェント」の利用は必須
転職エージェントへの相談は、客観的にあなたがどんな人かを判断できる良い機会となります。
エージェントによって、更に言えば担当してくれるスタッフの方によって、あなたとの相性がありますので複数登録しておく必要があります。
様々なスタッフと話すことで、よりあなたの適正やキャリアプランを明確にするためです。
転職エージェントを利用することのメリットは以下の通りです。
- 非公開求人の紹介がある
- 企業や業界に合わせた面接対策ができる
- 面倒な手続きを代行してもらえる
- 企業と待遇面の交渉を行ってくれる
- (場合によっては)退職サポートを行ってくれる
稀に、自身の成果を上げるために、強引に転職を迫ってくるキャリアアドバイザーがいます。
その場合はメールで連絡して担当を変更してもらいましょう。
初めての転職が不安な人な人はもちろん、キャリアについて悩んでいることがある人は、相談しない理由がありません。

転職活動を始める前に、以下のポイントだけを事前にまとめた上で相談をすれば、スムーズなやり取りを行うことができます。
自己分析を通して、下記のポイントは最低限、事前に把握しておきましょう。
- 自分の好きなこと・嫌いなこと
- 自分の得意なこと・苦手なこと
- 今後やってみたい仕事・やりたくない仕事
- 将来の理想の生活・キャリア
(3年・5年・10年)
転職エージェントの効果を最大限引き出すポイント
そして、転職活動を成功させる場合に、転職エージェントの効果を最大限引き出すためのポイントは、
3社以上を併用
することです。
転職エージェントの複数登録によるメリットは以下です。
- 希望の求人に出会える確率UP
- 担当と相性が合わなくても安心
大手人材会社リクルートによる調査でも、転職エージェントを複数利用している求職者の方が転職活動の成功率が高いことが実証されています。
出典:リクナビNEXT「転職エージェントを使った転職ガイド」
やりたいこともスキルもない人は、手に職をつけるのもおすすめ!
もし、
- 特にやりたい仕事がない
- 特別な知識・スキルがない
という方は、エンジニアスクールに相談する・通ってみるのがおすすめです。
今後、さらにエンジニアの需要が高まっていくため、今から未経験で始めても遅くはありません。
上司が嫌いすぎて会社を辞めたい時におすすめの転職エージェント
「上司が嫌いすぎてもう限界!会社を辞めたい!」
と思っている場合、これまでにご紹介した方法を徹底すれば、限りなく転職活動の成功率を高めることができます。
前述の通り、エージェントはバランスよく3社以上を利用して、幅広く業種・業界を検討しましょう。
転職は、選択肢として当たり前のように持っておくべき時代です。
◆転職エージェントの利用が不安な方へ◆
決して、背伸びをして自分をよく見せようとする必要はありません。
パートナーとなる相手に、自分をよく見せようとすると、かえって転職活動の失敗を招きかねません。
最初に登録した情報でいきなり求人を紹介されることはありませんし、職務経歴書は一緒に作成すればいいのです。
土・日でも利用可能ですよ!
まずは登録して、転職エージェントの指示を待ちましょう!
※登録の際、在職中の方は備考欄に
「●時以降なら電話対応」
と記載しておけば、仕事中に連絡が来て現職にバレることはありません
下記の転職エージェントは、転職賢者が本気でおすすめしている転職エージェントです。
現職(前職)での雇用形態に関わらず、登録が可能です。

嫌いすぎる上司はつきもの|限界まで我慢せず、常に退職/転職の選択肢を持とう
社会人生活を送るうえで、
「嫌いな上司はつきもの」
と考えておく方が気が楽になるかもしれません。
その中でも、嫌いすぎる上司との付き合い方を身につけたり、転職(挑戦)する機会と捉えることで、あなたの人生は嫌いな上司に邪魔をされずに済むかもしれません。
とはいえ、必ずしも嫌いな上司がいる職場ばかりではありません。
世の中には、多くの会社・仕事・組織があります。
現在の職場で限界まで我慢してでも嫌いな上司と仕事をすることは、自分にとってベストな環境なのか、再度深く考え直してみましょう。
前述した通り、転職活動をすること自体にほとんどお金はかからず、多くのメリットがあります。
「よし、会社辞めよう!転職しよう!」
と思わずとも、一度転職エージェントに相談するだけで悩みが解消されるかもしれません。

(注)もし、自力での退職が難しい場合は退職代行サービスを利用するのも一つの手段です。
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