【2026年最新】転職したら企業型の年金はどうなるか|移換の手続き7項目
勤務先が用意していた確定拠出年金は、退職すると資産の移し替えが必要になります。手続きを放置すると不利な扱いになるため、期限を知っておく必要があります。この記事では、移換の流れを整理します。
①転職先に制度があれば、そこへ移す ②なければ個人型へ移す ③放置すると自動的に移され、手数料がかかり運用も止まる
自動で移された状態では、資産が現金のまま置かれます。
その間も手数料が引かれ続けます。
退職後の選択肢
【結論】3通りあります。
転職先の制度へ移す
新しい勤務先に同じ制度があれば、そこへ移せます。
個人型へ移す
転職先に制度がない場合や、自営業になる場合はこちらです。
脱退して受け取る
条件が厳しく、認められる例は限られます。
放置した場合
6か月を過ぎると、自動的に国民年金基金連合会へ移されます。
手続きの7項目
【結論】期限が最も重要です。
1. 期限は6か月
退職した月の翌月から数えて6か月以内です。
2. 移す先を決める
転職先に制度があるかを確認してください。
3. 金融機関を選ぶ
個人型へ移す場合、運営する金融機関を自分で選びます。
4. 書類の取り寄せ
選んだ金融機関から申込の書類を取り寄せます。
5. 記入と提出
基礎年金番号と、これまでの加入者番号が必要です。
6. 資産の移し替え
いったん現金化されて移されます。その間は運用されません。
7. 商品の選択
移した後、何で運用するかを自分で選びます。
| 状況 | 移す先 |
|---|---|
| 転職先に制度がある | 転職先の制度 |
| 転職先に制度がない | 個人型 |
| 自営業になる | 個人型 |
| 6か月放置 | 自動で移される |
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放置した場合の不利
【結論】運用が止まり、手数料だけ引かれます。
現金のまま置かれる
自動で移された資産は運用されません。
手数料
移換の手数料に加えて、管理の手数料が引かれ続けます。
加入期間に算入されない
その期間は、受け取れる年齢の判定に算入されません。
元に戻すには
改めて手続きすれば、個人型へ移せます。ただし手数料は戻りません。
金融機関の選び方
【結論】手数料と商品を見ます。
口座の管理手数料
金融機関ごとに異なります。毎月かかるため、長期では差が出ます。
取り扱う商品
選べる商品の数と種類が異なります。
商品の費用
運用する商品にも費用がかかります。
後から変えられる
金融機関の変更はできますが、手数料と期間がかかります。
移換にかかる期間
【結論】1か月から2か月です。
書類の提出から
提出してから完了まで、1か月から2か月かかるのが一般的です。
その間の運用
いったん現金化されるため、その期間は運用されません。
相場の変動
移している間に相場が動いても、対応できません。
早めの手続き
期限が近づいてから始めると、間に合わない可能性があります。
掛金の扱い
【結論】立場によって変わります。
会社員として転職
転職先の制度に加入するか、個人型で自分が拠出します。
自営業になる
個人型で拠出できます。上限額が変わります。
扶養に入る
拠出できる場合があります。ただし控除の効果は限られます。
拠出しない選択
資産を移したうえで、拠出せずに運用だけを続けることもできます。
受け取れる時期
【結論】原則60歳からです。
年齢の条件
原則として60歳以降に受け取れます。
加入期間による
加入していた期間が短いと、受け取れる年齢が繰り下がります。
受け取り方
一時金か年金の形で受け取ります。組み合わせられる場合もあります。
税の扱い
受け取り方によって控除の適用が変わります。
必要な書類
【結論】番号の確認が必要です。
基礎年金番号
年金手帳や通知書で確認できます。
加入者の番号
これまでの記録に記載されています。
退職を証明するもの
求められる場合があります。
本人確認の書類
金融機関の指定に従ってください。
忘れやすい点
【結論】通知が届かないことがあります。
案内が届かない
住所が古いままだと、手続きの案内が届きません。
制度の存在を忘れる
加入していたこと自体を忘れる例があります。
確認の方法
過去の勤務先か、記録を管理する機関に問い合わせてください。
記録の保管
加入していた期間と番号を控えておいてください。
個人型に移した後
【結論】商品を自分で選びます。
初期の設定
移した直後は、指定した商品で運用が始まります。設定していないと現金のまま置かれる場合があります。
配分の変更
後から割合を変えられます。手数料がかからない場合が大半です。
商品の入れ替え
保有している商品を別のものに替える手続きもあります。
確認の頻度
頻繁に変える必要はありません。年に一度程度の確認で足ります。
拠出を続けるか
【結論】立場と余裕で決めます。
控除の効果
拠出した額は所得から差し引かれます。所得がある人ほど効果が大きくなります。
引き出せない
原則として60歳まで引き出せません。生活の資金とは分けて考えてください。
停止と再開
拠出を止めて運用だけ続けることもできます。後から再開もできます。
手数料の負担
拠出しない場合も、口座の管理手数料はかかります。
よくある質問(FAQ)
Q1. いつまでに手続きしますか
退職した月の翌月から6か月以内です。
Q2. 放置するとどうなりますか
自動的に移され、資産は現金のまま置かれます。手数料が引かれ続けます。
Q3. 転職先に制度がありません
個人型へ移します。金融機関を自分で選んでください。
Q4. 引き出せますか
脱退して受け取る条件は厳しく、認められる例は限られます。
Q5. どのくらいかかりますか
書類の提出から1か月から2か月です。その間は運用されません。
Q6. 金融機関はどう選びますか
口座の管理手数料と、取り扱う商品を比べてください。
まとめ
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退職すると、企業型の確定拠出年金は移し替えが必要になります。期限は退職した月の翌月から6か月以内です。
転職先に同じ制度があればそこへ、なければ個人型へ移します。個人型では、運営する金融機関を自分で選ぶことになります。
6か月を過ぎると自動的に移され、資産は現金のまま置かれます。運用されないうえ、手数料が引かれ続けます。その期間は受け取れる年齢の判定にも算入されません。
手続きには1か月から2か月かかり、その間は運用が止まります。期限が近づいてから始めると間に合わない可能性があるため、退職が決まった段階で移す先を決めておいてください。
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